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美容外科の誕生

美容外科は大きな病院なら必ずある形成外科がその前身です。

形成外科は主に戦場で負傷した兵士の社会復帰を助ける為の医療として、ナイチンゲールで有名な1854年~1856年のクリミア戦争の時代に始まったと言われています。

その後第一次世界大戦、第二次世界大戦など大きな戦争が続く中で形成外科の技術は大きく進歩し、それが第二次世界大戦後典型的な平時の医療としての美容整形と美容外科の誕生に繋がりました。

ただ日本の美容整形はアメリカやヨーロッパ、それにお隣の韓国などと比べると大きく遅れ、美容外科の数が急速に増え始めたのは20世紀も終わりに近くなってからです。

これは別に日本の美容整形の技術が遅れていたわけではなく、日本では戦後も長い間美容整形というものに対する患者側の抵抗感が強く、要するに患者が少ないから美容外科も増えなかったという事です。

又、日本の場合はマスコミによる「美容整形=危険」を連想させる様な記事も多く見られ、これも諸外国と比べて美容整形に対する認識が遅れた原因です。

日本人は医療に限らず電気製品でも自動車でも「絶対的な安全」を求める、世界一うるさい消費者だと言われています。

蛇足ですがこの「うるさい消費者」という発言をある政治家がしたのを取り上げて、「消費者に対してうるさいとは何だ!」と噛み付いて言葉狩りをしていた大手メディアもありましたが、日本語では「うるさい」という表現は上記の様に「厳しい」とか「詳しい」とかいう意味の表現にも広く使われます。

多分皆さんも「あいつは○○にはうるさいんだ」という様な表現はよく使われると思います。

美容整形に限らず医療行為に絶対の安全は無いのが常識です。

医療行為に絶対的な安全を求めたら手術はおろかお薬を飲む事も出来なくなります。

昔から「毒と薬は紙一重」と言われる様に、何時もは安全なお薬もその時の体調によっては一転毒薬になります。

日本の美容整形はこの様に様々な紆余曲折もありましたが、現在では美容整形に対する認知度も高まりました。

美容外科を受ける前には、美容外科について解説しています。

美容外科を受ける前にPick!:美容整形に対する意識の変遷

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